関西学院大学 人間福祉学科社会企業学科3回生の上田樹です。2018年10月から8期生代表として活動しています。カンボジアにはこれまでに4度、足を運び、現地では多くのことを学んできました。また、カンボジアの魅力に多く触れていくうちに、今では半年に一度の訪問をまちきれずにいるほど、大好きな国です。そんな支援先であるカンボジアで、一人でも多くの人にきっかけを与えることができるよう、日々精進して活動しております。
学生国際協力団体CUEは”スポーツ×国際協力”という理念のもと、2011年3月19日に創設されてから、これまでに7つのグラウンドを建設してきました。現在私達はこれまでの7つの既存グラウンドの継続的な支援に加え、8つ目となるグラウンドを、タマウ小学校に建設するため、活動を続けております。
既存グラウンドでは、校長先生へのヒアリングを通して、グラウンド建設したことでサッカーチームができ、生徒だけでなく地域の人も運動をするようになったりと、多くの変化を感じることができました。去年からサブ支援として行ったゴミ問題についても2019年3月のスタディーツアーでは、学校に落ちているゴミの量は明らかに減っていて成果を感じることができました。
そして、現在私達8期生は新たに、8つ目となるグラウンドをタマウ小学校に建設するため、活動をしています。2019年3月、私達は視察のために初めてこの学校を訪れました。地割れの跡や、大きな石があちこちに落ちていて、歩くのもやっとの状態でした。また、ヒアリングを行うと学校にはお金が無く、サッカーボール1つですら変えないほど、スポーツとは無縁の状態でした。この現状を肌身で感じ、私達はタマウ小学校の子どもたちに、無邪気に外で遊ぶことの楽しさ、スポーツをすることの楽しさを知ってほしいという思いから安全なグラウンドを建設することに決めました。
私達8期生は、”スポーツでカンボジアにキッカケを”というビジョンのもと支援活動を行っていますが、私達CUEメンバーだけではその思いを実現するには限界があります。募金活動に協力してくださる皆様、チャリティーイベントに参加してくださる皆様、CUEの活動を応援してくださる皆様の支えがあり、私達は活動を続けることができちます。そのことへの感謝を忘れず、メンバー一同カンボジアに支援を続けていきます。これからも応援の程、よろしくお願いいたします。